日本地震工学会論文集
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東日本大震災における仙台市内の避難者発生の地域特性
佐藤 健恋水 康俊昆野 辰樹
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2012 年 12 巻 4 号 p. 4_278-4_287

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抄録
東日本大震災において仙台市ではピーク時に約10万人の避難者が発生した。その中には、沿岸部における津波からの避難者だけでなく、都市部における帰宅困難による相当数の避難者も含まれた。本研究の目的は、東日本大震災における仙台市内の避難者の発生と推移の地域特性を明らかにすることである。仙台市消防局による避難者データの分析に基づき、津波からの避難者の集中的な受け入れ地域や帰宅困難者の発生地域等の分布が明らかとなった。避難所の多くは学校が指定されることから、避難所の混乱や長期使用は学校の教育機能に少なからず影響を及ぼす。将来の巨大災害発生時における学校の教育機能の低下や避難所での二次被害の拡大を防止するために、避難者発生の地域特性が地域防災計画等に事前に反映されることの必要性が示唆された。
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© 2012 日本地震工学会
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