日建設計 エンジニアリング部門 構造設計グループ
2025 年 25 巻 1 号 p. 1_261-1_272
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建築構造物の性能設計における耐震性能の評価においては,応答変形値を可能な限り迅速かつ的確に推定できる手法が望まれる.本報告では総エネルギー入力が一定,塑性変形に伴い等価繰返し数は変化する,と考えた場合の応答変位推定式について考察した.建築基準法の地震荷重相当の応答スペクトルを用いて,降伏せん断力係数を変動させた等価線形モデルにおける応答検討を行い,構造設計実務に有用な応答変位推定式策定の可能性に向けて考察を行った.
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