2025 年 25 巻 2 号 p. 2_130-2_142
電気制御を用いて免震層特性を暴風時と地震時で完全に独立させ,高摩擦板を用いることで大地震後のメンテナンスを不要とする耐風ロック機構を開発した.本耐風ロック機構のシステム構成を説明し,制動材として用いる高摩擦材の要素試験と実大の制動力確認試験により,所定の性能を有することが確認できた.さらに複数台の油圧ジャッキを用いた作動試験を実施することで,1つのポンプに複数台のジャッキが接続されていても,昇圧時間と降圧時間に差はなく同時に作動するため,耐風ロック機構として問題なく作動することを確認できた.