2025 年 25 巻 5 号 p. 5_2-5_12
地震時の盛土破壊形態として,天端や法面に引張亀裂が生じるものやすべりが生じるものがある.どのような地震でどの破壊形態が生じるかは明らかになっていない面も多い.著者らは亀裂進展解析手法ペリダイナミクス(Peridynamics,PD)を用いて地震時の盛土破壊形態について検討した.その結果,最大加速度や周波数によって破壊形態が異なることを示した.ただし,2次元解析に限っており,3次元地形形状が破壊形態に与える影響は検討できていない.そこで本研究では3次元地震応答PDを開発し,その解析コードの妥当性を示すために,2次元PDとの比較を実施した.また,3次元PDを用いて最大加速度や周波数による破壊形態への影響について検討した.