東京農業大学
2018 年 64 巻 3 号 p. 238-242
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「地理総合」の必履修に際して,単なる暗記中心の「地名物産の地理」ではなく,授業を論理的に構成するためには,曖昧に使われている地理用語を再検討する必要がある.本稿は,「企業的農業」を事例として,教科書の記述や地図を分析し,この用語の使用における問題点を指摘した.そして,高校教育では,この用語の使用を止めるか,使用するのであれば「企業的」の地理学的意味を明確にすることを提言した.
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