日本情報科教育学会誌
Online ISSN : 2434-6845
Print ISSN : 2189-0668
レター
小学校プログラミング教育カリキュラム設計のための指針の提案
‐小中高のプログラミング教育接続の観点から‐
石塚 丈晴弘中 大介堀田 龍也
著者情報
ジャーナル フリー

2021 年 14 巻 1 号 p. 47-53

詳細
抄録
2022年度より高等学校の情報科にプログラミングの内容が含まれる「情報I」が必履修として実施される.一方で,小学校では2020年度よりプログラミング体験が実施されており,小中高すべての児童生徒がプログラミングを学習することになる.そこで本稿では,中学校・高等学校でのプログラミング学習にスムーズに接続するための小学校プログラミング教育のカリキュラム設計のための指針を提案することを目的とする.小学校段階でのプログラミング教育の目的は,プログラミングそのものよりも,プログラミング的思考の育成にある.プログラミング的思考はプログラミング体験を通して学ぶことが適切である.筆者らは,プログラミング的思考の要素の一部である「順序」「分岐」「反復」の概念自体は小学校低学年の教科で学習していることに着目し,それらをプログラミングと関連して身に付ける学習を低学年から継続的に実施することを提案した.
著者関連情報
© 2021 日本情報科教育学会
前の記事
feedback
Top