日本腹部救急医学会雑誌
Online ISSN : 1882-4781
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症例報告
腸重積で発症し,腹腔鏡補助下切除を施行した小腸不全型Peutz-Jeghers症候群の1例
小田 晃弘衛藤 謙小菅 誠石山 哲林 武徳渡部 篤史小林 徹也小川 匡市柏木 秀幸矢永 勝彦
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2009 年 29 巻 3 号 p. 513-516

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抄録
症例は29歳,女性。以前より原因不明の腹痛を自覚していたが放置していた。嘔吐・腹痛を主訴に当院救急外来を受診し,腹部所見と画像所見で腸閉塞と診断した。翌日の腹部造影CTで小腸腫瘍による腸重積が疑われ,同日腹腔鏡補助下に緊急手術を施行した。回盲弁から約1m口側に小腸の重積を認め,小開腹下に腸重積を解除し,小腸部分切除を施行した。病理組織診断ではPeutz-Jeghers型ポリープであった。家族歴や色素沈着等の症状は認めず,不全型Peutz-Jeghers症候群と診断した。
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© 2009 日本腹部救急医学会
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