日本腹部救急医学会雑誌
Online ISSN : 1882-4781
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特集:ガイドラインの検証と普及(1)急性胆道炎(2)急性膵炎
急性胆管炎の診断基準・重症度判定についての前向き観察研究
露口 利夫吉田 雅博高田 忠敬
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2011 年 31 巻 3 号 p. 489-494

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抄録
急性胆道炎に対する初めての国際ガイドラインとして2007年に「Tokyo Guidelines for the management of acute cholangitis and cholecystitis,以下,Tokyo GL」が発表された。しかし,Tokyo GLによる推奨は医療環境の異なる諸外国の専門家を交えたコンセンサスミーティングによるものであり,その妥当性については大規模前向き研究により客観的評価を行う必要がある。そこでTokyo GL検証を目的とした介入のない急性胆管炎の診断基準・重症度判定についての前向き観察研究「Clinical Assessment Study of the Validity of Tokyo Guidelines for the management of Acute Cholangitis, CLASS Tokyo study」を企画し,UMIN indiceを利用したweb登録システムを構築した。2009年11月よりweb登録システムを稼働し,2010年11月1日現在で302例が症例登録されている。症例登録を増やすため本研究の周知に努める必要があり,各学会,研究会などで施設参加を呼びかけることが肝要である。
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© 2011 日本腹部救急医学会
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