日本原子力学会誌
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解説
原子力安全委員会におけるクリアランスレベルの検討結果について
「原子炉施設及び核燃料使用施設の解体等に伴って発生するもののうち放射性物質として取り扱う必要のないものの放射能濃度について」の概要
吉田 敏雄
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2005 年 47 巻 4 号 p. 257-259

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抄録

 原子力安全委員会では, 放射性廃棄物・廃止措置専門部会および同部会クリアランス分科会において, 放射性物質として扱う必要がないものを区分する放射能濃度 (クリアランスレベル) の再評価を行った結果, 国際的整合性などの立場を考慮してもIAEAのRS-G-1.7の規制免除レベルを我が国における原子炉施設等の解体等によって発生する金属およびコンクリート等のクリアランスレベルに採用することに不都合はないとの結果を得た。

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© 2005 一般社団法人 日本原子力学会
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