2011 年 53 巻 2 号 p. 123-124
2010年10月9~14日までインドのマハーバリプラムで開催されたANUP-2010の会議の概要をまとめたものである。インドの原子力開発,特に高速炉開発はかなり進展している。ロシアやフランスも着実に研究開発を進めており,いずれも2020年代にプラントの運転を目指している。各国とも基礎研究から実用化開発を実施あるいは計画している。それに対し,日本の次世代再処理と高速炉の技術開発はどの方向を目指しているのかが明確ではない。原子力先進国から脱落する可能性は?今一度,燃料サイクルの技術開発について考え直す時期ではないであろうか。