2022 年 70 巻 7 号 p. 320-323
新学習指導要領の特徴は,学習評価の観点が「知識・技能」,「思考・判断・表現」,「主体的に学習に取り組む態度」の3観点に整理されたことにある。探究の過程を重視した授業づくりが期待されているが,実験・観察など,化学教育の根幹ともいえる部分の重要性はいささかも変わらない。また,教科書編纂においては,日本化学会からの提案が大きく反映されている。本稿では,新課程における学習評価,「化学基礎」の教科書の記載内容の変更,思考・判断・表現を問う例題などを紹介する。