2011 年 53 巻 3 号 p. 215-218
高速増殖原型炉「もんじゅ」は,1995年12月のナトリウム漏えい事故以後,運転を停止していたが,2010年5月6日に運転を再開し,炉心確認試験を完了した。今後,40%出力でのプラント確認試験や100%出力までの出力上昇試験が計画され,中・長期的には,高性能炉心や「もんじゅ」次期炉(高速実証炉)の安全審査が行われる予定である。原子力安全基盤機構(JNES)は,わが国のTSO(Technical and Scientific Support Organization)として,原子力安全・保安院(NISA)が行う各種の高速炉安全規制を多面的かつ積極的に支援している。