日本原子力研究開発機構
2017 年 59 巻 10 号 p. 603-607
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福島県内の除染活動で発生する除去土壌等は,最大2,200万m3と推計されており,中間貯蔵施設内保管後,福島県外で最終処分の計画であるが,その実現に向けて,処分量を低減することが鍵である。環境省は,除去土壌を適切に処理し放射能濃度の低い土壌とした再生資材を,適切な管理の下で活用する再生利用の方針を示した。本講座では,除去土壌等の減容・再生利用の意義と,再生利用の基本的考え方に関する追加被ばく線量の考え方等について説明する。
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