日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌
Online ISSN : 2758-8777
Print ISSN : 2186-9545
特別寄稿
甲状腺インターベンションの現状と将来への展望
福成 信博
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2012 年 29 巻 4 号 p. 307-313

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抄録
甲状腺腫瘍に対するインターベンションは,のう胞性病変に対するエタノール局注療法が1980年代から試みられ,臨床効果が報告されてきた。のう胞病変に対する一定の効果は得られるものの,充実性,血流豊富な腫瘍性病変に対しては十分な効果とは言えなかった。現在,本邦において熱凝固療法としてラジオ波焼灼療法(RFA)が肝臓,腎臓,乳腺において臨床応用されており,甲状腺腫瘍に対しても,その臨床応用が開始されている。海外でも甲状腺良性腫瘍や切除不可能な悪性腫瘍を対象にRFAのみならず,レーザ治療(ILP)や集簇超音波治療(HIFU)などが実施され,現在多くの臨床報告がなされている。これまでの我が国における甲状腺Interventionの経緯と海外における現状をまとめると共に,現在,われわれの施設で行っている甲状腺RFAの現状に関して述べる。
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