武蔵野大学
2021 年 24 巻 1 号 p. 21-36
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本稿は,近年の外国人労働者受け入れ増加に伴う制度・政策変更を踏まえ,改めて共生社会を実現するために必要とされる日本語教育について論じたものである.まず,政策的に共生という概念がどのように位置づけられているかを概観したあと,共生社会を目指す日本語教育がどのように展開しているかを整理した.そして今後,共生社会を目指す日本語教育のあり方として,制度的な位置づけの明確化,言語保障を実現する学習のモデル化,介入的研究活動の必要性という三点が重要であることを述べた.
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