日本鉱物科学会年会講演要旨集
日本鉱物科学会 2009年年会
セッションID: S2-09
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S2:月の初期分化・内部進化
次期月探査計画 SELENE-2 で目指すサイエンス
田中 智飯島 祐一大嶽 久志*木村 淳倉本 圭三谷 烈史小川 和律
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キーワード: , 人工衛星, 地質学, 鉱物学
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抄録

本年6月に運用を終了した月周回衛星「かぐや」に続く月探査計画として,JAXAでは月惑星への着陸および移動探査技術の獲得を主目的としたSELENE-2 計画を検討している.本計画は 1) 着陸・移動・長期滞在技術の開発と実証,2) その場観測による月表面物質の科学探査と月の利用可能性調査,3) 国際貢献と国際的地位の確保,をコンセプトとし,2010 年代半ばまでの打ち上げを目指す.本講演ではSELENE-2の科学目標や科学搭載機器についての現在の検討状況と,今後の予定について報告する.

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© 2009 日本鉱物科学会
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