日本鉱物科学会年会講演要旨集
日本地質学会第118年学術大会・日本鉱物科学会2011年年会合同学術大会
セッションID: T8-01
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T8:モホ点描 – 超深部掘削計画で何がみえてくるのか?
海洋地殻掘削進捗状況 -モホール計画現状について-
*阿部 なつ江Ildefonse BenoitTeagle DamonScientific Party IODP Exp. 335
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抄録

 モホ面を掘り抜き、マントルまでに到達する計画「モホール計画」は、発案から50年以上を経て、その実現に近づいている。2010年に行われた2つの国際ワークショップでは、それまでに議論されてきた科学目標を精査し、今後10年程度で開発可能な技術および掘削船「ちきゅう」の運用を見据えて、モホール計画において掘削可能な3つのサイト候補を選定した。さらにそのサイト候補の一つであるココスプレートSite 1256において、2011年4-6月にかけて行った掘削成果の速報を、それ以前の3回の掘削成果を交えて紹介したい。

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© 2011 日本鉱物科学会
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