日本鉱物科学会年会講演要旨集
日本鉱物科学会 2013年年会
セッションID: R1-P15
会議情報

R1:鉱物記載・分析評価
Ca-Fe3+スカルン鉱物中のSn含有量
*國枝 拓司皆川 鉄雄冨田 宣光大越 悠数福本 辰巳
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
 Calsicな錫スカルンは還元的な花崗岩の周りに発達することが知られている。Snはgarnet, titaniteなどの珪酸塩スカルン鉱物に少量ながら普遍的に固溶されている可能性が高い。しかしながら、本邦のスカルン構成鉱物におけるSn固溶に関する検討はほとんど行われていない。我々は西南日本のチタン鉄鉱花崗岩周辺部に生成している各種スカルン鉱物のSn固溶量について検討を進めているが、今回はandradite, titanite, malayaite, amphiboles, clinozoisiteについて報告する。
著者関連情報
© 2013 日本鉱物科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top