日本鉱物科学会年会講演要旨集
日本鉱物科学会 2016年年会
セッションID: R7-03
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R7:岩石・鉱物・鉱床一般(共催:資源地質学会)
Mg2Si2O6-CaMgSi2O6-CaFeSi2O6-Fe2Si2O6系の高温常圧における相関係
*大井 修吾三宅 亮
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抄録

近年、Ohi and Miyake (2016)はEn-Fs系においてLT-OpxからHT-Opxへの相転移を1000~1200℃の温度領域で観察し、En-Fs系の相平衡図を再構築した。本研究は、輝石台形の系における相関係を見直すことを目的とした。 実験についてはHT-Opx = プロト輝石 (Ppx) + ピジョン輝石 (Pig)の反応に着目して行った。出発物質はCa0.05 (MgXFe1-X)1.95Si2O6(X=0.05, 0.1. 0.15, 0.2, 0.3, 0.4)の化学組成を持つゲルを用い、1200~1400℃の範囲で合成を行った。実験の結果と過去の文献における実験を参考に輝石台形の等温断面図を作成した。

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