景観生態学
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特集「植生管理から生態系管理へ」
調査報告にみる横浜自然観察の森の関係者の生態系管理に対する意識
倉本 宣
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2015 年 20 巻 1 号 p. 41-47

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抄録

自然観察の森の関係者の生態系管理に対する意識を明らかにするため,「横浜自然観察の森調査報告」の1995年から2013年までの620タイトルの1069キーワードを計数した.合計では,分類群については鳥,植物,虫が多く,活動については管理が多く,フィールドについては林が多く,種についてはホタルとカエルが多かった.時間的変化については,ゴミは初期に,保全計画は中期に,炭焼きは後期に多かった.クモ,アリジゴク,オシドリは初期に,ネコ,アライグマは後期にみられた.横浜自然観察の森においては早期から関係者の関心は植物的自然にとどまらず小動物を中心とする動物的自然に向けられており,生物群集全体が対象となっていた.

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© 2015 日本景観生態学会
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