保健医療学雑誌
Online ISSN : 2185-0399
ISSN-L : 2185-0399
原著
伸張反射反応に対する叩打速度と質量の影響について
越野 八重美山口 航輝高橋 優輝高橋 佑輔渡部 純
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2018 年 9 巻 2 号 p. 85-89

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抄録

本研究の目的は,伸張反射検査において,打腱器の質量と腱を叩打する速度を個別に変化させ,反射の大きさと出現閾値について検討を行うことである.被験者は健常男性20 名であり,被験筋は大腿四頭筋とした.打腱器の質量を4 種類用意し,それぞれの質量について5 段階の速度で叩打を行った.反射反応は計20 種類の叩打刺激に対し,それぞれ発揮される筋電図の単収縮波形の最大振幅で比較を行った.実験の結果、速度,質量どちらの増加でも反射反応の大きさは増加するが,反射の出現閾値に関わるのは速度であり,一定速度以下では反射は出現しないことが示され,叩打速度は12m/秒が必要であることが推察された.

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© 2018 保健医療学学会
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