2000 年 20 巻 1 号 p. 45-54
放射線業務は法的に有害業務と位置付けられており,作業者の健康管理が徹底して行われている.そこで作業者の健康管理データの一元化をはかり,原子力発電所立地市町村に放射線業務従事者の健康診断記録管理システムを包含した地域医療情報システムを構築することにより,より優れた地域振興策を策定することが可能と思われる.本論文では放射線業務従事者の被ばく線量記録登録管理システムの成立過程を追い,これにならって健康管理診断記録登録管理システムについての要件を考察し,提案を行う.