医療情報学
Online ISSN : 2188-8469
Print ISSN : 0289-8055
ISSN-L : 0289-8055
技術ノート
稼働中の機器を組み入れて構築した試験環境によるATMスイッチの性能検証
中川 肇林 隆一中道 芳成山口 光昭山ノ下 裕一前川 英夫堀 信浩石田 達樹牧野 周二瀬戸 美和子
著者情報
ジャーナル フリー

2001 年 21 巻 4 号 p. 257-262

詳細
抄録

 病院総合情報システムのインフラを構成するATMネットワークの155 Mbpsバックボーンおよび25 Mbpsフロアスイッチの性能を検証した.稼働中のスイッチを組み入れたテスト環境を作り,ネットワーク検証装置により定量的・持続的にトラフィックを発生させてネットワーク負荷をかけた.200 M相当のトラフィックを発生した状態でスループットを測定したところ,155 Mのリンクをすべて使い切っていることが確認できた.次に帯域制御試験を行った.155 Mおよび25 Mスイッチを帯域確保(CBR: Constant Bit Rate),非確保の状態でのping, ftpコマンドを発生させることによって比較したが,帯域確保の状態でのみ画像サーバとクライアントとの通信が確立した.障害迂回試験は,リンクのケーブルをモジュールから実際に抜去することで行ったが,53秒でpingが回復した.以上の結果からATMスイッチの有するQoS確保の性能,冗長化性能が証明された.

著者関連情報
© 2001 一般社団法人 日本医療情報学会
前の記事 次の記事
feedback
Top