医療情報学
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春季学術大会論文
医療安全の観点から見た医療プロセス電子化の評価
津久間 秀彦石川 澄田中 武志池内 実楠岡 英雄梅里 良正岸 真司土屋 文人大原 信高橋 静子村上 典子松村 泰志小塚 和人
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2013 年 33 巻 4 号 p. 201-210

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抄録
 【目的】電子化の進展は,「チーム医療の医療プロセスの安全向上」に一層貢献することが期待されるが現状はどうか? 全国規模のアンケート調査により,現在の病院情報システムの成果と課題を明らかにする.【方法】2011年の7~8月に,日本医療機能評価機構により会員病院(調査時点で1,461病院)を対象に行われたアンケートのデータを分析した.【結果】1,461中616病院から回答があった(回答率42%).電子化が進むほど,(1) 医療安全のための,薬剤や輸血に関する各種チェック機能や,(2) 医療チームの情報共有機能の実装率が高かった.しかし(1)の機能は,インシデント・アクシデントの防止に役立ってはいるが発生を十分に防止できていなかった.また(2)にも関わらず,指示/実施/記録の重複は十分に減っていなかった.【考察】医療安全支援機能の効果を十分に発揮させるためには,ユーザインターフェース,電子記録の通覧性,画面やデータ構造の一貫性の改善が必要である.
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© 2013 一般社団法人 日本医療情報学会
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