抄録
2014年3月
地球情報研究センター(DrC)は,2009年の海洋研究開発機構第2期中期計画開始以来,海洋研究開発機構の研究調査船等で取得された様々な海洋地球観測データおよび生物,コアや岩石試料等のサンプルの公開・流通を実施してきた.これらのデータ・サンプルについては,科学目的のみならず,様々な社会,教育および経済ニーズに即した提供が求められるようになっている.ここでは,DrCが管理公開するデータ・サンプルの現状と,このような新たな利用形態開拓の試みについて解説する.
坪井 誠司
独立行政法人海洋研究開発機構 地球情報研究センター