医学検査
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技術論文
リウマトイド因子測定試薬「オートRF・BML」の基礎的検討
立石 亘飯沼 克弘平塚 高司高野 洋坪井 五三美
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2014 年 63 巻 4 号 p. 447-452

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抄録

ラテックス凝集比濁法を測定原理としたリウマトイド因子Rheumatoid Factor(RF)測定試薬「オートRF・BML」を開発し,RF定量に関する基礎検討を行った.同時再現性は2.0%以内,日差再現性はCV 3.0%以内,検出限界は2.5 IU/mL,共存物質の影響はなく,希釈直線性も良好な結果であった.本試薬は,同様の測定原理である比較対照製品(イアトロRF II)に対して良好な相関関係を示した(y = 1.055x + 1.4,r = 0.995,n = 315).TIA法を測定原理とした比較対照製品(オートTIA RF「ニッスイ」)に対しても良好な相関関係を示した(y = 1.066x + 4.0,r = 0.983,n = 342).「オートRF・BML」は,日常の臨床検査に十分適応可能な試薬性能を有していた.

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© 2014 一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会
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