2005 年 9 巻 1 号 p. 13-21
本研究の目的は看護師による癒しケア外来の開設の内容と方法を紹介するとともにその評価を明らかにすることとした.対象は2003年12月中旬から2004年3月中旬の約3か月間に受診した26人の女性患者である.その患者に対して,カウンセリング,マッサージ,深呼吸などのリラクゼーション,体操,生活相談などを融合した「癒しケア」を提供した.
結果,対象患者の年齢や主疾患は精神病や慢性疾患など多岐にわたった.26人中18人の患者からアンケートの回答が寄せられ,全体的にとても満足,満足の回答が多かった.特に看護師の知識や対応,技術,説明,気持ちよかった,癒されたという気持ちになったについての評価は高かった.また,マッサージ終了後,患者に気持ちの余裕がみられ,今後の自分に対するケア方法を看護師とともに考えることができた.アンケート回答者全員が癒しケア外来の存続を希望していた.