日本看護管理学会誌
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看護部目標に対する看護師の認識とモラール
寺島 泰子良村 貞子
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2005 年 9 巻 1 号 p. 38-44

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抄録

本研究は,看護部目標の周知に対する看護師の認識とモラールとの関連を明らかにすることを目的とした.300床以上の公的病院3施設の病棟に勤務する看護師456人を対象に,無記名自記式の質問紙法による調査を行った.質問内容は,一般特性および三隅のPM理論を基に開発された仕事モラール尺度であり,さらに,看護部目標に対する認識を知るために自作の質問項目を設けた.回答に欠損のない203名から以下の結果および考察を得た.

1.看護部目標に対する認識が高い看護師のモラールは高い.したがって,看護部目標の周知を促進することは看護師のモラールを高める基盤となる.

2.20歳代看護師の看護部目標に対する認識は他の年代よりも低い.看護管理者は,特に20歳代看護師に照準を当てる必要がある.

3.看護部目標を知る機会が多いほど目標を認識する.看護管理者は,日常的に多くの機会を設けて,看護部目標の確認を図る必要があると考える.

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© 2005 一般社団法人 日本看護管理学会
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