日本看護管理学会誌
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原著
気管内挿管・人工呼吸器管理に関わる看護師の裁量範囲と実践力・望む裁量範囲との関連
渡邊 カヨ子湯沢 八江
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2006 年 9 巻 2 号 p. 41-49

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抄録

本研究の目的は気管内挿管・人工呼吸器管理に関わる看護師の裁量範囲と看護師の実践力,看護師の望む裁量範囲との関連を検討することである.対象者はT県内の高次機能病院3施設において気管内挿管・人工呼吸器管理に関わる頻度の多い看護師285名に対して自記式質問紙調査を行った.

調査結果はCramerのVで検討した.その結果,気管内挿管・人工呼吸器管理において看護師は現状の裁量範囲を前提として実践力が形成され,看護師が望む裁量範囲は現状の裁量範囲を超えるものではなかった.関連要因として検討した人工呼吸器管理経験年数については,経験年数により実践力は12項目中10項目が連関を示したが,看護師が望む裁量範囲は12項目中1項目(患者の呼吸能力とラムゼスコアを考慮して鎮静剤を調節する)のみであった.また勤務場所については,勤務場所の裁量範囲較差に伴って,看護師の実践力と望む裁量範囲に連関がみられた.

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© 2006 一般社団法人 日本看護管理学会
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