〔目的〕臨地実習に対する看護学生の自己効力感を測定するために、Motivated Strategies for Learning Questionnaireのサブスケールである「学習に対する自己効力感尺度」を基に臨地実習自己効力感尺度を作成し、尺度の信頼性・妥当性を検討する。
〔方法〕看護大学生49名を対象としたプレテストにおいて、尺度の因子構造、内的一貫性、再現性の確認を行った。その後、看護短期大学生121名を対象とし、実習前後で臨地実習自己効力感を測定した。
〔結果〕プレテストと本調査の結果、1因子構造であることと、高い内的一貫性、再現性が認められた。実習前後の自己効力感測定の結果、実習後の自己効力感の向上がみられ、看護に対する内発的動機と自己効力感に有意な関連性が認められた。
〔考察〕本尺度は、様々な臨地実習に対する自己効力感を簡便に測定することが可能な、信頼性・妥当性のある尺度であると考えられた。今後、様々な尺度との関連性や影響要因の検討を行い、有用性を検討していく必要がある。