2014 年 24 巻 1 号 p. 29-39
〔目的〕小児看護専門看護師教育課程を修了した候補生と認定審査を受けて1年以内の小児看護専門看護師の専門看護師認定審査の申請に向けた実情について明らかにし、大学院教育が果たす役割について検討する。
〔方法〕小児看護専門看護師教育課程修了後の活動方法、認定審査を申請することについての考えなどを質問し、半構造化面接を行った。分析は、逐語録を作成し、内容ごとに切片化してラベル名をつけ、その後、類似したラベルをまとめカテゴリー名をつけた。
〔結果〕【場に馴染み場に慣れる】、【もがき苦しむ】、【専門看護師としてのビジョンを描く】、【大学院時代の縁を切らない】、【認定審査について腹を決める】、【申請に向けて土台を作る】というカテゴリーが明らかになった。
〔考察〕候補生と縁を切らないよう意識すること、専門看護師としてのビジョンを描くことができるように支援すること、サブスペシャリティを示すことができるよう支援することが、大学院教育が果たす役割であると考える。