日本看護学教育学会誌
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研究報告
看護系大学生の自己調整学習方略とソーシャルサポートならびに時間的展望との関連
-関東圏内の6大学を対象とした横断調査-
光橋 さおり村中 陽子
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2019 年 29 巻 2 号 p. 1-12

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抄録

〔目的〕看護系大学生の自己調整学習方略の実態を捉え、自己調整学習方略とソーシャルサポートならびに時間的展望との関連を明らかにする。

〔方法〕関東圏内の看護系大学6校に所属する学生1,595名を対象とした。自己調整学習方略、基本属性、ソーシャルサポート、時間的展望について質問紙調査を実施した。自己調整学習方略と要因との関連を対応のないt検定または一元配置分散分析(多重比較にはTukey HSD法)を用いて検討した。

〔結果・考察〕回収した有効回答374を分析した。看護系大学生の自己調整学習方略の使用の実態は学生によるばらつきが大きかった。自己調整学習方略とソーシャルサポートとの関連では、情緒的サポート高得点群がその他の群より自己調整学習方略得点が有意に高かった。自己調整学習方略と時間的展望との関連では、時間的展望高群はその他の群より自己調整学習方略得点が有意に高かった。以上のことから、看護学教育における主体的な学習態度の育成方法を検討した。

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© 2019 一般社団法人 日本看護学教育学会
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