日本看護学教育学会誌
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研究報告
装着型シミュレータを用いた術後看護のロールプレイによる学習効果
玉田 章関根 由紀脇坂 浩長谷川 智之
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2022 年 32 巻 2-2 号 p. 151-162

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抄録

〔目的〕開発した装着型シミュレータを用いて学生を模擬患者とした術後看護のロールプレイによる学習効果および、装着型シミュレータの外観が学習に及ぼす影響について検討した。

〔方法〕ロールプレイを体験した8名の学生を対象に半構造的面接による質的記述的研究を行った。

〔結果〕ロールプレイの学習効果としては、【術後患者に施される治療の具体的理解】、【初回離床援助の難しさや留意点への気づき】、【患者の疼痛や動きづらさの理解】、【患者の心理の察知】、【観察技術の未熟さの認識】、【ディスカッションによる看護計画や手順の見直しの共有】、【安楽な離床方法の理解】、【臨地実習への安心感】が抽出された。

〔考察〕抽出された学習効果に装着型シミュレータは少なからず寄与しているが、シミュレータ以外のリアルな模擬患者の設定や課題、模擬患者体験による学習効果であると考えられた。装着型シミュレータの外観については、模擬患者のイメージ化が図られたことによって学習効果への影響はないものと推察された。

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© 2022 一般社団法人 日本看護学教育学会
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