日本在宅看護学会誌
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臓器不全を抱えるひとり暮らし高齢者の在宅看取り過程における専門職の認識とかかわり
久保川 真由美増野 章子柿沼 秀子
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2024 年 13 巻 1 号 p. 20-28

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抄録

目的:臓器不全を抱えるひとり暮らし高齢者の在宅看取り過程における専門職の認識とかかわりについて明らかにし、現状と課題を検討する。

方法:4専門職種14名の半構成的面接・質問紙調査を実施し、質的帰納的分析を行った。

結果:【小康期疾病を抱えながら限りの力で在宅ひとり暮らしを生きた高齢者】【終末期の苦痛を一身に背負いながらひとり暮らしを生きた高齢者】【高齢者の強い在宅看取り希望意思】【在宅看取りの本人意思決定を支え家族・親族の見守りを推進する専門職】【在宅看取りを叶えるマネジメント】【状態悪化に応じ専門職役割を適切に遂行し連携しながら在宅生活援助】【在宅看取りがもたらした家族再生】【多職種で看取れた本人らしい安寧な死】【多職種連携で拓くひとり暮らし在宅看取りの新地平】の9カテゴリーが抽出された。

結論:高齢者の意思を中核とし、多職種連携を礎にした役割遂行で安寧な在宅看取りが達成でき、家族・専門職に充実感を与えていたが、制度的な課題整備の必要性も示された。

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