目的:訪問看護師と訪問介護員の療養者に対するコミュニケーションに関して、両者の間にどのような違いがあるのか、他職種のコミュニケーションについてどのように認識しているのかについて検討する。
方法:療養者に対するコミュニケーションのあり方(どのようなことを聞き、どのようなことを伝え、どのような態度で接しているのか)を尋ねる質問紙を用い、訪問看護師108名と訪問介護員55名を対象に、自己評価と他職種評価を求めた。
結果:訪問看護師は訪問介護員に比べておおむね自己評価が高かった。他職種に対する評価では、訪問看護師は訪問介護員に対して、当該職種が評価している以上に図っていると認識していたが、訪問介護員は訪問看護師に対しては低い評価の認識だった。
結論:訪問介護員に関して、訪問看護師(他職種)評価は、療養者に対して積極的にコミュニケーションを図っていると認識している。相互の他職種のコミュニケーションに対する認識の差異が認められる。