2016 年 5 巻 1 号 p. 142-147
【目的】本研究は、デイサービスの看護職が行う利用者の健康管理と健康管理における他施設及び他職種との連携の実態を明らかにし、デイサービス利用者の健康増進に寄与するための基礎資料を得ることを目的とする。
【研究方法】A県内全てのデイサービス約1,600か所の看護職を対象としアンケート調査を行った。調査項目は、属性、利用者の健康管理内容、他施設及び他職員との連携についてである。得られた回答は2群に分けて整理した。
【結果】回答者は361人であった。デイサービスの看護職が行う健康管理について肯定的回答が9割を超えた項目は、利用者の状態観察が6項目、自宅での状況把握が1項目、看護ケアが3項目、家族に対する看護ケアが1項目であった。他施設及び他施設職員との連携は、ケア担当者会議に参加が必要の1項目だけが8割を超えていた。
【結論】利用者の健康管理を維持するために、看護職の持つ情報を他職種と共有機会を確保することが課題である。