日本在宅看護学会誌
Online ISSN : 2760-5019
Print ISSN : 2187-168X
原著
身近に精神科医師がいない精神科看護未経験の訪問看護師が捉える精神科医師との連携実践
山﨑 智可林 一美
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2019 年 7 巻 2 号 p. 15-24

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抄録

目的:身近に精神科医師がいない精神科看護未経験の訪問看護師が捉える精神科医師との連携実践を明らかにすることとした。

方法:9名の訪問看護師を対象に半構成的面接を行い、修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを用い分析した。

結果:情報提供時【精神科医師の人物像と在宅医療への関心の見極め】【伝える工夫の実践行動】を実施していた。【伝える工夫の実践行動】では、精神障害者の精神状態、日常生活の実態を精神科医師に見えるように伝えていた。使命感や自信のなさから精神科医師と直接やりとりしたいという【強い思いから発動】していた。精神科医師から説明を受け納得、助言や指示に沿った関わりから成果を実感していた。その結果、精神科医師との【連帯感を認識】していた。

結論:身近に精神科医師がいない精神科看護未経験の訪問看護師が捉える精神科医師との連携実践の特徴として、<全ての情報を一括してもれなく提供>、<精神障害者が認めない精神症状の出現を伝えるため精神障害者不在のなかでの精神科医師との時間を獲得>の看護実践が示唆された。

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© 2019 一般社団法人日本在宅看護学会
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