日本看護科学会誌
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入院児の転倒・転落防止対策:デルファイ法による検討
藤田 優一 新家 一輝
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2015 年 35 巻 p. 53-62

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抄録
目的:小児看護を実践する看護師よりコンセンサスの得られた「小児の転倒・転落を防止するために実施すべき対策」について明らかにする.
方法:質問紙の作成と2回の質問紙調査から構成される3段階のデルファイ法の調査を行った.小児看護を実践する看護師110名を対象に,小児の転倒・転落を防止するために実施すべき対策として44項目を質問紙に示し,それぞれの対策について「5:非常にそう考える」~「1:全くそう考えない」の5段階で回答を求めた.
結果: 2回目の質問紙調査は90名より回答があり,同意率80%以上の対策は,小児に対しての対策8項目,家族に対しての対策16項目,環境に対しての対策5項目,病棟全体での取り組み6項目の計35項目であり,これらをコンセンサスの得られた小児の転倒・転落を防止するために実施すべき対策とした.
結論:家族に対しての対策が最も多かったことから,小児の転倒・転落防止には家族の協力が重要と考えられていたことが示された.
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© 2015 公益社団法人日本看護科学学会
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