(独)森林総合研究所バイオマス化学研究領域樹木抽出成分研究室
2011 年 42 巻 1 号 p. 27-37
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我々の生活環境には多種類の環境汚染物質が存在しており,それらが原因で引き起こされる疾病が問題になっており,それらの低減化法の開発が急務となっている.これらの対策として樹木の香り成分(精油)を用いる方法がある.精油にはリラックス効果や抗酸化性などの快適性を増進させる効果の他,悪臭物質や環境汚染物質の除去機能が見出されている.これらの成分を利用すると悪臭成分や有害物質を除去するとともに,リラックス作用などの快適性増進効果を発揮させることが可能であり,快適な空気質に改善できる.
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