抄録
日本視機能看護学会は、今年2024年で設立から40周年を迎えた。看護の中でも視機能に焦点を当てたこの学会
には、個々の患者の訴える症状から、不安や辛さ等が看護師としてどのように受け止めていいのか難しさがある。それは視力数値では現れない見えづらさであり、開眼困難や、照度による見えづらさ等、その人の生活に大きく影響する。
患者の訴える症状には、眼科疾患に付随する全身疾患や、不安や苦痛から精神的に不安定さを起こしている可能性もある。そこで眼科疾患と共に症状に表現される苦痛や不安要素を、看護師として関わっていきたい等、そうした素朴な思いからまずは眼科看護研究会を立ち上げた。その経由と今後の課題について報告する。