理論応用力学講演会 講演論文集
第55回理論応用力学講演会 講演論文集
セッションID: 2D09
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OS16:自由表面流れの数値解析
粒子法による船舶の水上滑走シミュレーション
*豊田 英司井尻 芳則秋元 博路久保 昇三
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抄録

高速船や離着水時の飛行艇では、船体下面に働く動的圧力による揚力が静水圧よりも大きくなり、滑走状態が実現する。しかし、滑走状態を水槽試験による実現する事は、施設の速度限界等により通常船よりも難しくなるため、流体数値シミュレーションによる滑走挙動の評価の重要性が高い。 高速船の流体シミュレーションは各種提案されているが、高速滑走時に生じる飛沫の広がりは、不規則かつ大規模なものになり、通常の計算格子を用いる方法では取り扱いが困難である。そこで、本研究では、格子を使わないラグランジェ的な手法である粒子法を滑走問題に適用した。 滑走状態を数値的に実現するための手法、および計算例を示す。

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© 2006 日本学術会議メカニクス·構造研究連絡委員会
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