理論応用力学講演会 講演論文集
第58回理論応用力学講演会
セッションID: 2G14
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OS14-4 連続体に対する非線形数値解析の新展開
ロバストな有限要素接触解析手法の開発
*陳 献久田 俊明
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抄録

接触領域が変形に依存する境界非線形性により,接触問題の解析解を得ることは困難であるため,工学または生体工学分野では有限要素法による接触解析が広く応用されているが,その精度を保証するためには,接触におけるパッチテストにパスすることが求められている.しかし,メッシュ分割の任意性や物体の変形により,接触表面同士のメッシュが一般的には整合しないため,従来の有限要素接触解析手法ではパッチテストにパスすることはできない.本研究では接触パッチテストにパスできる接触解析手法を開発し,任意の要素分割,または任意の要素タイプの組み合わせに対して開発した手法の有効性の検討を行う.

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© 2009 社団法人土木学会
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