主催: 日本学術会議 「機械工学委員会,土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」
共催: 応用物理学会, 化学工学会, 自動車技術会, 地盤工学会, 土木学会, 日本応用数理学会, 日本風工学会, 日本機械学会, 日本気象学会, 日本計算工学会, 日本計算数理工学会, 日本建築学会, 日本原子力学会, 日本航空宇宙学会, 日本混相流学会, 日本地震工学会, 日本数学会, 日本船舶海洋工学会, 日本伝熱学会, 日本物理学会, 日本流体力学会, 農業農村工学会, 力学アカデミー
高次精度コンパクト差分法と低容量ルンゲ・クッタ法を用いた計算系を用いて2次元キャビティ流れをアスペクト比A=0.8と1.5に対して調べた. 最初の分岐は, それぞれレイノルズ数Re=5300, 5250付近で起こり, 超臨界ホップ分岐であった. 文献との一致は良好である. いずれのアスペクト比でもそれぞれRe=6270,5890において2次ホップ分岐が起こり, 準周期的流れになった. 過去の文献によればA=1の場合により高いReで周期流れへの回帰が報告されている. 本研究ではA=1.5で類似の回帰現象が見られたが, A=0.8では回帰を確認できなかった. 周期流れへの回帰現象がアスペクト比に依存することが示された.