日本精神保健看護学会誌
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総務委員会報告
精神科医療現場における虐待防止動画の制作とその活用に関する報告
桐山 啓一郎中戸川 早苗矢山 壮大河内 敦子寺岡 征太郎萱間 真美
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2025 年 34 巻 1 号 p. 120-125

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Ⅰ  動画制作の背景とねらい

本学会では2020年代に入っても後を絶たない精神科看護実践現場での看護職者から対象者への虐待を予防するため,その多面的な要因を理解し,対処するための知識普及を目的とした動画を作成することにした.精神科看護師が患者を拒絶する要因として,スタッフ不足といった外的要因と看護師の役割と責任の理解不足といった内的要因があることが指摘されており(Hem, & Heggen, 2004),虐待の背景には,個人要因,社会的要因,組織的要因といった多面的な要因が関連する.具体的には,個人要因は感情調整スキルの不足など,社会的要因は精神科特例により人員不足やそれに伴うストレスなど,組織的要因はコミュニケーション不足などが想定され,これらに関する解説とその対処を盛り込んだ動画を作成することにした.看護職者ひとりひとりが動画の視聴を通して虐待防止に向けて何らかのアクションを起こすことが肝要であり,今回制作した動画はそのきっかけとなりうるものだと考えている.より多くの看護職者が視聴できるように,本学会のYouTubeチャンネルで公開する形をとったが,本稿ではこの動画の概要や,動画活用の課題(方向性)などについて報告する.

Ⅱ  動画の概要

1. 動画制作について

第6期理事会の承認を得て,2023年9月に動画制作ワーキンググループ(以下,WG)を発足した.WGには,5人の理事を中心に会員22名が参画し,5つのグループに分かれて動画制作に向けて始動することになった.総務委員会は,WGの活動支援や,動画制作会社との連携などの役割を担った(表1).同年10月には5本の動画のテーマを選定し,11月から12月にかけて動画に盛り込むコンテンツの考案,動画制作会社との密な打ち合わせを経て,2024年1月には全5本の動画が完成し,同年1月31日より本学会YouTubeチャンネルで公開を開始した(本報告書作成時点において,動画の公開終了期間は未定であり,当面の間継続して公開する予定である).公開された動画のテーマ・内容は以下の通りである.

表1 動画制作ワーキンググループ

メンバー
コンテンツの内容 動画制作担当者 所属
①精神科医療現場で看護師が抱えるストレス 松田 光信 大阪公立大学
菊池 美智子 医療法人八誠会 もりやま総合心療病院
北野 進 地方独立行政法人東京都立病院機構 東京都立松沢病院
奥野 裕子 大阪公立大学
大平 幸子 岐阜大学
河野 あゆみ 大阪公立大学
牧野 耕次 滋賀県立大学
②集団と虐待の関係 香月 富士日 名古屋市立大学
今泉 源 名古屋市立大学
武用 百子 大阪大学
桐山 啓一郎 名古屋市立大学
③「感情」とうまくつきあおう 岡田 佳詠 国際医療福祉大学
田上 博喜 宮崎大学
中野 真樹子 笑む笑む訪問看護ステーション
田辺 有理子 横浜市立大学
④精神科看護師のためのマインドフルネス 畠山 卓也 駒沢女子大学
松浦 彩美 順天堂大学
根本 友見 国際医療福祉大学
⑤虐待を防ぐ職場内でのコミュニケーション 千葉 理恵 京都大学
澤田 宇多子 東京大学
西 将希 帝京大学
宮本 有紀 東京大学
ワーキンググループ総括
学会理事長 寺岡 征太郎 帝京大学
学会副理事長 萱間 真美 国立看護大学校
サポートメンバー
学会総務委員会 中戸川 早苗 北里大学
桐山 啓一郎 名古屋市立大学
矢山 壮 関西医科大学
大河内 敦子 帝京大学

所属は動画作成時点

(1)精神科医療現場で看護師が抱えるストレス(13分34秒)

内容はストレスの要因(業務量,人員配置)やその対処(相談相手)などであった.

(2)集団と虐待の関係(13分33秒)

内容は集団同調性バイアスや集団圧力とその対策などであった.

(3)「感情」とうまくつきあおう(12分59秒)

内容はアンガーマネジメントや認知行動療法などのエッセンスなどであった.

(4)精神科看護師のためのマインドフルネス(13分46秒)

内容はマインドフルネスの基礎知識と実演などであった.

(5)虐待を防ぐ職場内のコミュニケーション(13分4秒)

内容は看護実践現場でコミュニケーションを図る具体的な方法などであった.

全5本の動画はいずれも,看護実践の現場においても集中して視聴できるよう,1本あたり15分以内に収めた.アニメーションを用いた事例紹介や実践している様子を組み込むことで,視聴者が具体的な場面をイメージしやすいよう工夫した.

2. 動画視聴ガイドラインについて

動画の公開にあたって,動画が本来の目的から離れて使用されることが危惧された.適切に活用されるよう,視聴する上での注意事項に加え,動画制作の背景とねらい,個人および病棟・病院・事業所,教育現場における視聴・活用方法,さらには視聴後のアフターフォローに関する内容を盛り込んだガイドラインを作成し,動画視聴前にガイドラインを確認するようにアナウンスした.ガイドラインには,視聴後のアフターフォローとして,動画の内容に関する質問を受け付けることを明記していたが,これには数件の問い合わせが寄せられた.動画のナレーションのトーンに関する意見や,動画の中で用いられている用語の使い方に関する意見が主なもので,これらには総務委員会が対応した.

3. 広報活動について

本学会HPに「精神科医療における虐待防止と権利擁護の取り組み」のページを作成し,そのページから本学会YouTubeチャンネルへ遷移できるようにした.会員メーリングリストでのアナウンス,広報・情報委員会が発行するニュースレターでのアナウンスのほか,定時代議員会,学会総会,第34回学術集会(岡田佳詠学術集会長)の理事会企画シンポジウム(テーマ:精神科医療現場における虐待防止に向けて共に考える)など,さまざまな機会に動画の活用を呼びかけた.

また,精神科医療現場における虐待防止に向けた団体会議(日本看護協会,日本精神科看護協会,本学会の関係者が構成員)においても,本学会で制作した動画の広報について協力を得ることができ,それぞれの団体が管理するHPに本学会のHPのリンクを貼っていただいた.

Ⅲ  視聴数と視聴アンケート結果

1. 視聴数の推移

2024年1月31日の公開から2025年3月31日までで,5本合計41,969回視聴された.想定を上まわる視聴回数であり,関心の高さが窺える一方,これらの動画がどのように虐待防止に有用とされるのかが見えず,もどかしさを感じることもあった.各動画・月別の視聴回数は表2に示した.

表2 動画視聴回数

(単位:回)

動画の種類 合計 2024年 2025年
2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
①精神科医療現場で看護職が抱えるストレス 10,865 413 371 1,081 750 932 672 1,153 759 946 1,060 690 784 646 608
②集団と虐待の関係 11,576 225 318 1,288 835 1,014 772 1,226 812 810 1,193 819 815 738 711
③「感情」とうまくつきあおう 7,877 131 216 617 413 572 668 1,058 744 671 770 852 518 397 250
④精神科看護師のためのマインドフルネス 4,625 129 178 471 390 463 345 650 248 332 262 442 257 260 198
⑤虐待を防ぐ職場内のコミュニケーション 7,026 176 202 592 566 691 589 813 531 462 399 479 648 521 357
合計 41,969 1,074 1,285 4,049 2,954 3,672 3,046 4,900 3,094 3,221 3,684 3,282 3,022 2,562 2,124

2. 視聴アンケート結果

動画視聴者に対しgoogleフォームを用いた無記名web式のアンケートを行った.期間は2024年2月1日から2024年12月31日とした.全回答数は119件であった.

(1)回答者の属性(複数選択可能項目)

回答者の113名(98.3%)は医療従事者であり,そのうち93名(83%)は看護師であった.それ以外は保健師11名(9.8%),准看護師6名(5.4%)などであった.医療従事者の場合の職位は,スタッフが61名(53.5%),部長・副部長が13名(11.4%),師長と主任・副師長がそれぞれ12名(10.5%)であった.勤務先は,精神科医療機関が91名(79.8%)であった.視聴方法は勤務時間中に同僚や上司と視聴した人が24名(72.7%)であった.解答者の属性から動画は看護実践現場のスタッフに多く視聴されていることが伺えた.

(2)動画のわかりやすさ(とてもかりやすかった,ややわかりやすかった,どちらでもない,ややわかりづらかった,とてもわかりづらかった,視聴していないから一つ選択)

全5本の「とてもわかりやすかった」と「ややわかりやすかった」の合計は①精神科医療現場で看護師が抱えるストレスが111名(95.5%),②集団と虐待の関係が112名(95.5%),③「感情」とうまくつき合おうが109名(93.6%),④精神科看護師のためのマインドフルネスが108名(92.6%),虐待を防ぐ職場内のコミュニケーションが111名(94.6%)であった.視聴者の多くがわかりやすいと評価していた.

(3)動画の視聴理由(90件の自由記載から抜粋)

虐待防止や看護師の陰性感情に関する学びを深め,職場での研修や学習会に活用するために視聴したという意見や,看護教育・臨床の課題に取り組む一助とし,仲間や患者を守るための良い看護・介護の実践に繋げたいと考えていたことなどが記載されていた.

・勤務先からすすめられた.

・看護学研究者として,看護基礎教育に携わる者として,臨床の課題にどのように取り組むことが出来るか,考えたいと思った.

・虐待防止対策委員会立ち上げ,虐待防止の研修会の参考(活用)にしたい.

・虐待,看護師の陰性感情等について職場内で学習会を開催するため,ヒントを得たかった.

・人権擁護委員なので必要と感じた.

・とても大切なテーマであるとともに,精神科病棟だけでなく,身体科病棟や管理者にも提供できる情報があるのではないかと考えた.

・精神科職員の倫理観,虐待防止のきっかけと思い視聴を行った.

・虐待防止の研修を全職員対象に計画したところ,いつでも視聴できる事と具体的な内容が担保されていること,研修時間としても長さが適切だった.

・職場の教材.知ることで何かの役に立つと思ったし,自分だけじゃなく,仲間や患者さんを守り良い看護介護を提供出来るんじゃないかと思った.

(4)動画を視聴しての新しい発見や学び(57件の自由記載から抜粋)

自身の感情やストレスに気づき,感情を否定せず受け入れることの大切さを実感したという意見や,実践的な内容や具体的事例が理解を深め,全職員研修にも活用したという意見,感情コントロールの意義にも気づかされたという意見などがあった.

・自分がストレスを抱えているとは,思わないで働いていた.身体の不調はストレスからだったのが分かった.我慢が足りないとばかり思っていた.

・怒りが起こることを否定しないことを丁寧に伝えられることが新しい発見であった.

・日頃の自分の感情を観察すること,すべての感情を自分が認めるという点について再確認できた.

・内容が結構赤裸々である.そこが重要だと感じた.

・長く勤めている非役職者のエピソードはとても良かった.全職員必須の視聴研修に採用した.

・コンパクトでわかりやすいシチュエーションで,仮想事例とはいえ実際に数多いことであることがわかった.

・一方的な虐待はダメ!というばかりでなく医療者側の内面的なところにも触れており,虐待に至りやすい背景が常にあるのだと認識しやすい.そのため府に落ちやすいと感じた.

・感情のコントロールを出来るようになれたら,心が少し楽になり,物事の見方も変わるのではないかと思った.

(5)動画を視聴して明日から実施できそうなこと(56件の自由記載から抜粋)

マインドフルネスの理解を深め,落ち着いた対応や丁寧なコミュニケーションの重要性を再認識したという意見や,自身の健康管理を意識し,相談や共有しやすい職場づくりを目指したいといった意見があった.

・マインドフルネスはやっているつもりだったが,動画を見て改めて理解が深まり,実践していきたいと思った.

・患者さんとの話し方や話す前に一呼吸おいて落ちついた気持ちで話しするよう心がけようと思った.

・部下の話を聴くときに,一言ストレスで終わらせずにもう少し踏み込んで聴くようにしていきたい.

・自分も仲間も利用者も気持ちのいいコミュニケーションが取れることを意識していきたい.そのためには,自分が心身ともに健康状態であることが必要だと思う.

・自分のその日の体調のコントロール,対応に不安がある時は一度詰所に戻りアドバイスをもらってから対応する.

・個々の職員の思いを話せるような雰囲気の職場にしていきたい.

Ⅳ  虐待防止動画の活用を啓発するための企画

2025年3月,公開から1年が経過した動画をさらに活用してもらうために活用事例とグッドプラクティスの共有を目的としたパネルディスカッションを開催し‍た.

1. 企画の構成

タイトル:みんなで学ぼう精神科医療現場における虐待防止~臨床現場でのグッドプラクティスを共有しよう~

開催日時:2025年3月17日(月)15:30~17:00

開催方法:帝京大学板橋キャンパスでの対面とzoomを使用したオンラインのハイブリッド

対象者:学会員および非会員の精神保健医療福祉従事者

参加者:152名

内容:理事長挨拶と動画の趣旨説明(寺岡理事長),動画視聴数とアンケート結果(総務委員会),パネルディスカッション,閉会の挨拶(萱間副理事長)

2. パネリストとパネルディスカッションの内容

(1)臨床現場での活用:特定医療法人共和会共和病院 精神看護専門看護師 石川恵己氏

病棟毎に視聴頻度や回数を決めて視聴した.また,本学会の動画からヒントを得てワーキンググループを作り,病院独自の動画を制作したうえでさらに虐待防止啓発活動を行った.マトリックス型組織として看護職者以外の職種も参加し,虐待防止に取り組んだ.

(2)看護部単位での活用:医療法人財団青溪会駒木野病院 副看護部長 藪下祐一郎氏

看護部でプロジェクトチームを発足させた.全5本の動画を視聴してもらい,その中から1本を選んで感想と,自分たちの実践の中で気になっていることや虐待について思うことを記載してもらった.また,その結果を吟味し,看護部でミーティングを企画して話し合う機会を作った.

(3)教育現場での活用:名古屋市立大学看護学部3年生 祖父江稚乃氏,髙木優杏氏,指導教員桐山啓一郎氏

精神看護学実習を終え,精神看護学分野での卒業研究を控えている3年生と教員で動画を視聴し,虐待について話し合った.学生は自分たちの思いをため込まず,限界が来る前に誰かに相談したいと思うことや,患者さんに行われている看護を現在よりも俯瞰的に見ることができるように自分の看護観を確立していきたいと述べていた.

3. アンケート結果

参加者に対しgoogleフォームを用いた無記名web式のアンケートを行った.期間は開催日当日中とした.全回答数は48件であった.

(1)回答者の属性(複数選択可能項目)

回答者のうち看護師は44名(91.7%),保健師は15名(31.3%)であった.主な勤務先は精神科医療機関が27名(56.3%),教育・研究期間が15名(31.3%)であった.

(2)満足度(満足,やや満足,普通,やや不満,不満の5段階から選択)

満足が26名(54.2%),やや満足が12名(25%)で,不満の回答はなかった.

(3)満足度の理由(35件の自由記載から抜粋)

多様な立場からの意見や具体的な取り組みに触れ,虐待防止には医療者の精神的健康と職場環境づくりが重要と再認識したという意見や,他施設の実践が参考になり,今後の活動に活かしたいと感じたという意見があった.

・具体的な取り組みや,学生の率直な意見等を聞くことができた.取り組みについて,示唆を得た.学生の率直な意見は自分たちの在り方を見直さないと,という必要性を感じさせられた.

・他院での実際の取り組みについて情報を得られたことが良かった.当院でも活用させていただきたい.看護学生のカンファレンスへの参加も検討していきたい.

・CNSの方,学生の方など,病院内部や外部に至る多様な視点からの意見を聞くことができ,大変勉強になった.虐待を予防するためには医療者の精神衛生を保つ必要があり,そのためには個人としてのストレスの発散であったり,悩みや不安に関して相談し合える環境づくりが重要であることを再確認することができた.特に環境づくりに関しては,医療者全体が個々人として,虐待に関して自分ごととして捉え考えたうえで,意見の共有・交換のできるような機会を設けるといった,病院内のシステムも整えていく必要性があることについて,その具体的な内容を学ぶことができた.以上のような学びを得ることができたという点で,高い満足度を実感している.

・病院で紹介をして動画を利用させていただいた.直接虐待予防に携わる立場でないので動画を見てもあまり反応のない周囲に違和感があったが,パネリストが行っている活動を聴き,さらに踏み込んだ活動が効果的であると改めて考えさせられた.

(4)企画に参加して明日から活用できそうなこと(29件の自由記載から抜粋)

倫理カンファレンスやミーティングの継続の重要性を再確認し,虐待予防と看護師の精神衛生の関係を学ぶ機会になったという意見の他,学生との対話や意見交換の場づくりも今後の課題と感じたという意見があった.

・倫理カンファレンスやリフレクションミーティングを定期的に,病棟で行っている.改めて継続してやっていけたらと思った.

・本日は,実際に病院で行われている虐待予防の方法について主に学ぶことができ,看護師の精神衛生を踏まえて,患者様の尊厳の尊重について自身の看護観を深めることができた.明日以降も,虐待予防の啓発動画や実習やインターンでの看護師の方の関わりを見ることで,よりそういった看護観を深めていきたい.

・倫理カンファレンスなどに再現ドラマまでとは言わないまでもより身近に考えさせられる場面を再現したい.

・日頃の気掛かりや疑問について,安心して話し合える場を設けていきたい.また,自分とは異なる意見が出た場合にも,安全に共有し合える場づくりについて,考えていきたい.

・時間が足りないところはありますが,教員ですので,特に精神看護に関心をもった学生と精神科での虐待について考える時間を持てたらと思った.

Ⅴ  おわりに

本稿では「みんなで学ぼう 精神科医療現場の虐待防止動画」の制作に関連する理事会での活動を中心にまとめた.本動画の制作・公開は,精神科医療における虐待防止の一助となることを願って取り組んだ.今後は,臨床現場での活用をさらに促進し,視聴後の対話や学びにつなげていく支援策の検討が必要だと実感している.より実効性ある取り組みへと発展させることが本学会の課題であり,責務でもあり,会員の皆様と共に虐待防止に向けてさらに検討を深めていきたい.

 謝辞

本動画制作にご協力くださった皆様,動画視聴後に貴重なご意見をお寄せくださった皆様に心より感謝を申し上げます.

文献
  •  Hem,  M. H., &  Heggen,  K. (2004). Rejection—A neglected phenomenon in psychiatric nursing. J. Psychiatr. Ment. Health Nurs., 11, 55–63.
 
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