応用統計学
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臨床化学検査室における検体取違い検出法の改良
飯塚 悦功
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1981 年 10 巻 2 号 p. 93-102

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抄録
臨床化学検査の領域において,検査データをいかに管理するかということは長年の課題であり,多くの試みがなされてきた.検査データの管理には,分析技術に起因する精度の管理と,検査ミスの防止および効率的発見のための個別データ管理の2つの面がある.検査ミスのうち,他人の検査データとそっくり入替る「検体取違い」は,件数においても上位を占めかつそれ自体重大な誤りである.検体取違いの発見のために著者らが開発した多変量デルタチェックは,虎の門病院において1年余りにわたり試行され一応の成果をおさめた.しかし同時にいくつかの問題点も明らかとなり,改良の必要性が感じられる.本報告において,これら問題点を吟味し改良案を提示し評価した。その結果,検査項目間の相関を無視する方法が総合的にみて優れていると判断されるなどの知見を得た.
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