応用統計学
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原著論文
  • 川上 裕大, 黒木 学
    原稿種別: 原著論文
    2021 年 50 巻 1 号 p. 1-20
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/08/03
    ジャーナル 認証あり

    本論文では,複数の説明変数と複数の目的変数がいくつかの母集団から観測される状況を考える.母集団の数に関する情報が得られていないとき,説明力の高い多変量回帰モデルを得る多変量解析法として,クラスタワイズ回帰分析法が提案されている.クラスタワイズ回帰分析法では,目的変数に対する説明力が向上するようにデータをk個の群(クラスタ)に分類(クラスタリング)しながら,同時にクラスタごとに回帰モデルが構築される.これに対して,本論文では,複数の目的変数を解析対象とした多変量非線形データを解析するために,クラスタワイズ多変量カーネルリッジ回帰分析法を提案する.また,数値実験と適用事例をとおして,提案方法の有用性を検討する.

  • 渋谷 政昭, 高橋 倫也
    原稿種別: 原著論文
    2021 年 50 巻 1 号 p. 21-37
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/08/03
    ジャーナル 認証あり

    阿部勝征は,津波を起こした地震の規模を表すために潮位に基づく津波マグニチュードMt を考案し,日本近海で発生した津波のMt のデータセットを作成した (2006).これには,最初の定義を拡張し,古文書・遺跡を用いて計算した歴史的データも含まれている.本論文では,極値理論に従って一般パレート分布を当てはめ,Mt データの特性を調べた.方法の要点は,観測値に欠測があることを考慮したモデルを構築したことである.解析により2011 年東北地方太平洋沖地震による津波が,統計学的にどれほど稀な事象であったかを議論する.

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