東京大学工学部
1985 年 14 巻 2 号 p. 61-67
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順序分割表におけるHirotsu(1983)の方法,すなわち累積カイ二乗統計量の分解に基づく行および列の多重比較によって簡単な交互作用モデルを構築する方法,は突出的異常セルの影響を受けにくいので,系統的な変動を説明するモデルを導くのに適している.ここでは,これによって構築したモデルに対して残差分析を行う2段階手法を提案する.実例に基づいて手順の概要を説明し,あわせて手法の有用性を確認した.
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