応用統計学
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累積カイ二乗の最大成分に基づく多重比較法
有意確率計算と用量水準比較への応用
栗木 哲広津 千尋Anthony J. HAYTER
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1989 年 18 巻 3 号 p. 129-141

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抄録
毒性試験,農事試験などでは,水準に順序がある場合の多重比較がしばしば行われる.とくにいくつかの用量水準を対照の零用量と比較する方式としてはWilliams法(Williams,1971)がよく知られている.本論文では,累積カイ二乗の最大成分(maxt)に基づく検定(Hirotsu, 1979)の多重比較法としての検出力を評価し,とくに用量水準の多重比較の多くの場合に従来の方法より高い検出力を得られることを示す.またmaxtの分布関数の計算のための簡便な公式と数表を与える.
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