抄録
過去3年以上にわたり、400以上のケースドホール水飽和率モニタリングログがインドネシアにて取得された。これらのログは主としてケースドホール比抵抗テクノロジー (CHFR) を活用して取得されたものであるが、同時にパルスドニュートロンログおよびケースドホール密度 (中性子ログ) も活用されている。これはバイパス炭化水素を認識および数値化する上で非常に有用な結果をもたらした。
本稿では、管内水飽和率検層ログで取得された情報がなければ炭化水素の発見および生産が見過ごされていたであろう事例について解説する。
これらの4つの事例で、裸坑検層の評価の過程でさまざまな理由によって見過ごされたバイパスゾーンの評価、枯渇していない領域の認識、水攻法の評価、成熟したフィールドの延命などに、管内水飽和率検層をいかに活用することができるかを解説する。