岩手県立宮古高等学校
東京自然史研究機構
コベントリー大学自然環境科学部第四紀科学センター
岩手県農村建設課
東京工業大学大学院総合理工学研究科
2003 年 42 巻 1 号 p. 41-48
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ドイツ,ライン川中流域のラーハーゼーテフラに埋没するアレレード土壌は,イチゴツナギ亜科起源のウシノケグサ型植物珪酸体が優勢な珪酸体群集を有している.したがって,13,000年前(較正年代)のころ,ラーハーゼー火山周辺ではイチゴツナギ亜科が明らかに優占していた.この珪酸体群集は,ラーハーゼーテフラの基底から検出されているウシノケグサ属などのイチゴツナギ亜科の大型化石を含むMendigフロラに対応するものである.
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